「筋トレって、やったほうがいいのは分かってるけど…何がどういいの?」 そう思ったこと、ありませんか?
実は、筋トレには“筋肉をつける”以外にも、心と体にうれしい変化がたくさんあります。 ちょっと意外な健康効果や、前向きになれる気持ちの変化まで──。
この記事では、できるだけやさしい言葉で「筋トレをすると、どんないいことがあるのか?」を30個紹介していきます。
読み終える頃には、「ちょっと始めてみようかな」と思えるヒントが見つかるはずです。
1. 科学的根拠が明確な筋トレの効果【信頼度◎】

筋力・筋量の増加
年齢とともに減っていく筋肉を維持・増加させることで、日常生活で体を動かしやすくなります。 (出典:American College of Sports Medicine, 2019)
骨密度の維持・骨粗鬆症予防
骨に適度な刺激を与えることで、骨が強くなりやすくなります。とくに閉経後の女性は骨がもろくなりやすいため、筋トレが骨折予防に役立ちます。 (出典:Kohrt et al., 2004, Medicine & Science in Sports & Exercise)
基礎代謝の向上
筋肉が増えると、じっとしているときでも体がカロリーを消費しやすくなります。太りにくい体づくりに効果的です。 (出典:Elia, 1992, American Journal of Clinical Nutrition)
血糖値が安定しやすくなる
筋トレをすると、体の中で糖(ブドウ糖)がうまく使われるようになり、血糖値の上昇を抑えやすくなります。糖尿病の予防や改善にもつながります。 (出典:Ibañez et al., 2005, Diabetes Care)
姿勢が良くなり、腰痛や肩こりが軽減
背中やお腹まわりの筋肉が強くなると、猫背や反り腰が改善されて、肩こりや腰の不調も軽くなることがあります。 (出典:Andersen et al., 2008, Spine)
血圧が安定しやすくなる
運動を続けることで血管がしなやかになり、血のめぐりがよくなることで、高かった血圧が自然と下がる傾向があります。 (出典:Cornelissen et al., 2011, Hypertension)
脂肪が燃えやすい体になる
筋トレをしたあとも、しばらくの間は体がいつもより多くのエネルギーを使い続ける状態が続きます。このしくみによって、脂肪が燃えやすくなります。 (出典:Børsheim & Bahr, 2003)
眠りの質がよくなる
夜にぐっすり眠れるようになる人も多く、深い眠りが増えて、朝すっきり起きられるようになったという声もあります。 (出典:Kovacevic et al., 2018, Sleep Medicine Reviews)
風邪をひきにくくなる
適度な運動は体の免疫力を高め、風邪やウイルスに対する抵抗力が強まることが報告されています。 (出典:Walsh et al., 2011, Sports Medicine)
転びにくくなる(特に高齢の方)
太ももやふくらはぎの筋肉を鍛えると、つまずきやすさが減り、転倒によるケガや骨折の予防になります。 (出典:Liu & Latham, 2009, Cochrane Database of Systematic Reviews)
2. 根拠はやや限定的だが期待される効果【信頼度△〜○】

肌のハリ・ツヤが良くなるかも
運動をすると、体のめぐりがよくなったり成長ホルモンが出たりすることで、肌の調子が整いやすくなることがあります。 (出典:Godfrey et al., 2003)
冷えやむくみが軽くなる
足の筋肉がポンプのように働いて、血液や水分がスムーズに流れるようになるため、手足の冷えやむくみの改善に効果が期待できます。※多くのトレーナーや理学療法士が臨床で実感している効果です。
月経前の不調(PMS)がやわらぐことも
ホルモンバランスが整いやすくなり、気分の落ち込みやお腹の不快感などの軽減につながる可能性があります。 (出典:Daley, 2009, Cochrane Database of Systematic Reviews)
自律神経のバランスが整いやすくなる
筋トレをすることで、リラックスの神経と緊張の神経のバランスが良くなり、心身ともに落ち着きやすくなります。 (出典:Heffernan et al., 2007)
背すじが伸びて、姿勢がきれいになる
背中やお腹を支える筋肉がつくと、無理せず自然に姿勢が良くなることが多いです。※整形外科や姿勢改善プログラムでも重視される視点です。
服が似合いやすくなる体に
背中やお尻のラインが引き締まり、ウエストにくびれが出ることで、洋服がキレイに着こなせるようになる人もいます。※フィットネス現場の実例多数/個人差あり。
脳の働きが保たれやすくなる
運動によって、記憶をつかさどる脳の一部が活性化されることがあり、記憶力や判断力の維持に効果があるとされます。 (出典:Liu-Ambrose et al., 2010, Archives of Internal Medicine)
更年期の不調がやわらぐ可能性も
運動による体温調整やホルモンバランスの安定が、のぼせ・イライラ・眠れないといった更年期の症状に働きかける場合があります。※厚労省「女性の健康支援マニュアル」などでも紹介されています。
便通がよくなる
お腹まわりの筋肉が刺激されることで、腸の動きが活発になり、便秘の改善に役立つとされています。 (出典:Kafri et al., 2014)
コレステロールや中性脂肪が改善しやすい
筋肉が増えて脂肪が減ることで、血液中の脂質バランスが整いやすくなり、健康診断の数値にも良い影響が出ることがあります。※厚生労働省やWHOの生活習慣病改善ガイドラインでも運動の効果が示されています。
3. メンタル・精神的な効果【信頼度△〜○】

気持ちが前向きになりやすい
筋トレをすると、脳内で“幸せホルモン”と呼ばれる物質が出やすくなり、気分が安定しやすくなります。 (出典:Meeusen & De Meirleir, 1995)
ストレス発散になる
体を動かすことで、イライラや不安がやわらぎ、気持ちの切り替えがしやすくなります。ストレス解消にピッタリです。※運動心理学の分野でも多く報告されています。
「自分にもできた」という自信がつく
小さな変化の積み重ねが、「やればできる」という感覚を育て、自己肯定感の向上にもつながります。※バンデューラの自己効力感理論に基づく行動変容です。
不安や落ち込みが軽くなる
うつ病の治療にも運動が取り入れられることがあり、筋トレも気分の改善に効果が期待されています。 (出典:Craft & Perna, 2004)
人との関わりに前向きになれる
見た目の変化や姿勢の改善が自信となり、人と会うことや会話を楽しめるようになる人も多いです。※ボディイメージと社会的交流の関係は心理学でも研究対象です。
健康に気を配るようになる
筋トレを始めると、「せっかく頑張っているから」と食事や睡眠、生活習慣にも気をつけるようになる方が多いです。※健康行動理論(トランスセオレティカルモデル)でも説明されます。
自分を大切にしようという気持ちが芽生える
続けることで「自分の体に時間を使う」ことが自然になり、自分自身をいたわる意識が高まります。※運動習慣がセルフケア意識の向上に繋がる傾向が報告されています。
日々の生活を主体的に選べるようになる
「やらなきゃ」ではなく「やりたいからやる」という気持ちで運動に向き合えるようになると、生活全体にも良い変化が生まれます。※内発的動機づけの理論に基づく心理的効果です。
家族や友人との話題が広がる
筋トレを始めたことがSNSでの投稿や家族との会話のきっかけになり、応援や共感が生まれやすくなります。※トレーナー現場や口コミ調査でよく見られる現象です。
老後に向けた安心感が得られる
「このまま続ければ、年を取っても元気に動けそう」と実感できることが、未来への安心や自信に繋がります。※健康寿命延伸への期待は厚労省資料などでも示唆されています。
健康は「身体的」なものだけではなく「精神的」「社会的」と合わせた3つが揃ってこそのものです。
メンタルへの影響も無視できないですね
「精神的」「社会的」健康についての記事はこちらです

最後に:筋トレは“結果が出るから続けられる”
筋トレって、「キツそう」「自分にはムリかも」と思われがちですが、実は“少しずつ”“自分のペースで”でも十分効果があります。
無理せず、できることから始めてみる。 それが、心も体もラクになる第一歩です。
私たちのジムでは、
- 昔、運動が得意じゃなかったトレーナー自身がサポート
- 体だけでなく、気持ちや生活も整うような提案
- 続けられる工夫を一緒に考えるパーソナルな指導 を大切にしています。
「なんだか良さそう」と感じたら、ぜひ体験にいらしてください。 あなたの“変化のきっかけ”になれたら嬉しいです。
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