このような方にお勧めの記事です
  • 夏になると体がだるく感じる方
  • 冷房や暑さで疲れやすいと感じている方
  • 「年齢のせいだから仕方ない」と思っている方

朝起きた時点で、もう疲れている。

買い物に行こうと思うのに、腰が重い。

食欲もあまりなくて、とりあえず冷たい麺で済ませる日が増える。

そんな日が続くと、「体力が落ちたのかな」「年齢のせいかな」って思ってしまいますよね。

もちろん、40代・50代になると若い頃とは体の変化もあります。

ただ、夏のだるさを全部年齢のせいにするのは、ちょっと早いかもしれません。

夏は、強い暑さに加えて冷房の効いた室内で過ごす時間も増えます。

冷たい飲み物や食事が増えたり、寝苦しさで睡眠が浅くなったりすることもあるでしょう。

こういう要素が重なると、以前より疲れやすく感じることがあるんです。

この記事では、夏になると体がだるくなる理由と、今日から見直せる習慣についてお伝えします。

夏になると体が重い。その原因は一つではありません

夏の不調というと、「暑さにやられている」と考える人が多いかもしれません。

もちろん暑さの影響はあります。

ただ、実際にはそれだけではないんです。

  • 朝から疲れている
  • 冷房の部屋にいるのに体が重い
  • 肩や首がこわばる
  • 外へ出るのがおっくうになる

こういう状態は、暑さだけでは説明しきれないことがあります。

実際、ジムに来られる方の中にも、「運動不足というより、夏になると動く前から疲れている気がする」という相談があります。

体力だけの問題ではなく、暑さ、冷房、睡眠、食事、活動量などが重なっているケースなんですね。

夏のだるさには複数の要因が絡みやすいということです。

暑さによる疲れと、冷房による疲れは少し違います

よく聞く「夏バテ」は、暑さによる負担が大きい状態です。

気温や湿度が高い日が続くと、体温を調整するために体は働き続けます。

その結果、疲労感、食欲低下、胃腸の不調などが出やすくなります。

一方で、冷房による不調もあります。

暑い屋外から冷えた室内へ入る。

また外へ出る。

この繰り返し・・・

特にデスクワークや事務仕事の方は、朝から夕方まで冷房の効いた部屋で過ごすことも少なくありません。

すると、足元だけ冷えていたり、お腹周りが冷えていたりすることがあります。

夕方になると肩が重い。

頭がぼんやりする。

なんとなくだるい。

そんな感覚につながることもあるんです。

夏バテか冷房バテかを厳密に分ける必要はありません。

実際には両方が重なっていることが多いからです。

暑さで体力を使って、冷房で冷える。

さらに睡眠不足が重なる。

この流れ、珍しくないんですよね。

昔より夏がしんどく感じる理由

「昔は平気だったのに」と感じる人もいるでしょう。

これも単純に年齢だけの話ではありません。

たとえば、以前より歩く機会が減っている人。

車移動が増えた人。

家と職場の往復でほとんど汗をかかない人。

こういう生活が続くと、暑さに慣れる機会も減ります。

その結果、急な暑さで疲れやすく感じることがあるんです。

さらに40〜50代は、更年期前後の体調変化が重なることもあります。

寝つきが悪い。

夜中に目が覚める。

以前より疲れが抜けにくい。

そんな状態のまま夏を迎えると、暑さの影響を受けやすくなります。

ここで大事なのは、「年齢だから仕方ない」で終わらせないことです。

生活の中で変えられる部分は、意外と残っていますよ。

まず変えるなら、冷房・食事・動き方です

夏のだるさ対策というと、運動を頑張ろうと考える人もいます。

ただ、動く前から疲れている状態で急に運動量を増やしても、続きません。

先に見直したいのは、毎日の生活です。

冷房は消すのではなく使い方を変える

冷房は熱中症予防にも必要です。

無理に我慢する必要はありません。

見直したいのは設定温度よりも、まず冷え方です。

風が直接当たっていないか。

足元だけ冷えていないか。

お腹周りが冷えたままになっていないか。

室温は28℃前後を目安にしながら、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる方法が現実的です。

職場などで温度調整ができない場合は、薄手のカーディガンやひざ掛けが役立ちます。

特に足首周りが冷えている人、意外と多いんですよね。

冷たいものだけで一日を終えない

食欲が落ちると、そうめんや冷たい飲み物だけで済ませたくなります。

問題は、それが毎日続くことです。

夏に体調を崩しやすい人を見ると、食事量よりも「冷たいものばかり」が共通していることがあります。

昼食なら、味噌汁を一杯追加する。

そうめんに卵や豆腐を足す。

この程度でも構いません。

完璧な食事を目指す必要はありませんが、冷たい麺だけで終わる日は減らしたいところです。

シャワーだけの日を減らす

夏はシャワーで済ませがちです。

ただ、冷房の中で長時間過ごしている人は、体が思った以上に冷えています。

38〜40℃のお湯に10〜15分ほど浸かる。

それだけでも体の感じ方が変わることがあります。

特に、夜中に目が覚めやすい人は試してみる価値があります。

熱いお風呂で頑張る必要はありません。

ぬるめのお湯で十分です。

夏こそ「少し動く」が役立ちます

夏は運動不足になりやすい季節です。

暑いので外へ出たくない。

すると活動量が落ちます。

活動量が落ちると、さらに体が重く感じる。

この流れに入る人、少なくないんです。

だからといって、いきなり30分歩こうとする必要はありません。

最初は5〜10分で十分です。

朝のゴミ出しついでに少し遠回りする。

夕方の買い物前に近所を一周する。

そのくらいから始めた方が続きます。

実際、運動が続かない人は意志が弱いのではなく、最初の設定が高すぎることが多いものです。夏は特にそうですね。

まずは動きやすい入口を作ることを優先しましょう。

家の中でやるなら、この3つから

外が暑すぎる日は、無理に外へ出る必要はありません。

まずは体を固めたままにしないことです。

かかと上げ下げ

椅子に座ったままでもできます。

かかとを上げて下ろす動きを10回。

余裕があれば2〜3セット。

足元が冷えやすい人にも取り入れやすい動きです。

股関節をゆっくり動かす

仰向けで膝を立てて、左右にゆっくり倒します。

左右10回ずつ。

勢いをつける必要はありません。

冷房で座りっぱなしの日ほど、股関節周りは固まりやすくなります。

背伸びと深呼吸

両手を上に伸ばして大きく呼吸します。

5回ほどで十分です。

疲れている日は、筋トレより先にこちらをやった方が入りやすいこともあります。

実際、体が重い日にいきなり運動を始めるより、呼吸から入った方が動きやすい人、少なくありません。

夏のだるさは、放っておくと動かない習慣につながります

夏のだるさそのものが問題というより、その後の行動が問題になることがあります。

疲れているから動かない。

動かないから体が重くなる。

さらに外へ出なくなる。

こういう流れです。

秋になっても体が戻らない人は、この期間が長くなっていることがあるんです。

だからこそ、大きなことを始める必要はありません。

  • 冷房の風向きを変える
  • 味噌汁を一杯足す
  • かかと上げを10回やる

まずはそのくらいで十分です。

まとめ

今日から一つだけやるなら、まずは「5〜10分だけ動く時間」を作ってみてください。

散歩でも構いません。

かかと上げでも構いません。

背伸びと深呼吸でも構いません。

夏のだるさは、気合いだけで解決する話ではありません。

暑さ、冷房、食事、睡眠、活動量。

いくつかの要素が重なっていることが多いものです。

だからこそ、対策も一つではなく、小さく積み重ねる方が現実的です。

高い目標を立てて3日で止まるより、5分の行動を3週間続ける方が価値があります。

まずは今日できることを一つだけ選んでみてください。

体験をご希望の方へ

夏になると疲れやすい人でも、原因は同じではありません。

活動量が落ちている人もいれば、呼吸が浅くなっている人もいます。

冷房で体が冷えやすい人もいれば、下半身の筋力低下が関係している人もいます。

体験では、運動を頑張る前に今の状態を確認します。

  • 姿勢
  • 肩や股関節の可動域
  • 下半身の筋力
  • 呼吸の状態
  • 普段の体の使い方

実際には、運動内容を決めるより先に、「どこで疲れやすくなっているのか」を確認する方が先なんです。

小さな一歩でも、続けられればちゃんと体は変わっていきます。気になる方はぜひ一度相談してみてくださいね。

最近、夏が以前よりしんどく感じる。

そんな方は、一度ご自身の体の状態を確認してみてください。

記事作成者プロフィール

向井 大未(むかい ひろみ)

目黒区自由が丘、川崎市高津区久地、同多摩区宿河原にてパーソナルトレーナーとして活動中

フィットネス指導歴17年

全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー