「今年こそ、夏までに体を引き締めたい」
そう思っているものの、まだ本格的には動けていない。そんな感覚はありませんか。

多くの人が、暖かくなってから頑張ればいい、時間ができてから始めよう、と考えます。ですが実際には、夏が近づいてから急に運動や食事を変えようとしても、体がついてこず、途中で失速してしまうケースが少なくありません。

この記事では、夏に向けて痩せたい人ほど「今から始めたほうがいい理由」

  • 体力(疲れやすさ・息切れ)
  • 体の使い方(関節・筋肉の動き)
  • 食事の整え方
  • 無理をしたときに起こりやすい失敗

という4つの視点から整理します。
無理なく、でも確実に変えていくための考え方をお伝えします。

夏に向けて「そろそろ何かしなきゃ」と思っているけれど

夏が近づいてくると、服装や人目が気になり始め、

  • そろそろ本気で何かしなきゃ
  • でも今はまだ寒いし…
  • もう少し暖かくなってからでいいか

と感じる人は多いです。
これは決して意志が弱いわけではなく、自然な反応です。

ただ問題は、この感覚が毎年同じ結果につながっていることです。
実際の現場でも、春から初夏にかけて

  • もっと早く始めておけばよかった
  • いざ動こうとしたら体が重かった

という声は少なくありません。

体は、スイッチを入れれば急に動けるものではありません。
日常の活動量が少ない状態が続いていると、運動を始めようとしても疲れやすく、思うように動けず、結果的に続きにくくなります。

だから今の時期に必要なのは、気合いや根性ではなく、
あとで頑張れる体を準備しておくことです。

夏直前に「急に頑張れない」体には理由がある

ここからは、夏が近づいてから

  • やろうとしても続かない
  • 思ったより体が動かない

と感じやすくなる理由を、次の4つの視点で整理します。

どれも、今の時点で整えておかないと後から取り戻しづらいポイントです。

全身持久力が不足していると、運動量を上げづらい(約240字)

普段の生活で疲れやすい、階段や少し早歩きをすると息が上がる。
こうした状態は、全身持久力や心肺機能の低下が疑われるサインのひとつです。

もちろん、貧血や体調不良など別の要因が関係している場合もありますが、日常動作で息切れしやすい状態が続いている場合、体力面の余裕が少なくなっている可能性は否定できません。

この状態で急に運動量を増やそうとすると、

  • すぐに疲れる
  • 思ったより体が動かない
  • 続ける前に嫌になる
  • そもそもあまりカロリーを消費できない

といった状況になりやすくなります。

今の時期に優先すべきなのは、消費カロリーを増やすことではありません。
疲れにくく動ける体の土台を作ることです。

関節や筋肉がうまく使えていないと、変化が出にくい

股関節が固い、背中が動いていない、体幹が安定しない。
こうした状態があると、筋トレや有酸素運動を頑張っても、狙った部位に刺激が入りにくくなります。

特に引き締めたい

  • お腹
  • 下半身
  • ヒップライン

は、関節の動きや姿勢の影響を強く受けます。

機能していない部分をそのままにして負荷をかけると、

  • 効いている感覚が出にくい
  • 疲労ばかりが溜まる
  • 変化を感じにくい

といった状況になりがちです。

だからこそ今は、
鍛える前に「使える状態に戻す」工程が欠かせません。

食生活を急に変えると、体が追いつきにくい

短期間で結果を出そうとして、

  • 急に食事量を減らす
  • 極端な糖質制限をする

といった方法を取る人も少なくありません。

急激なカロリー制限は、

  • 代謝が下がりやすい
  • 食欲ホルモンの影響で反動が出やすい

といった変化が起こりやすいことが知られています。

その結果、

  • だるさ
  • 集中力の低下
  • 間食や過食の増加

につながり、「結局元に戻る」という流れになりがちです。

今の段階で大切なのは、減らすことではありません。
食事のリズムや内容を整えることです。

無理をすると、リバウンドや体調不良につながりやすい

短期集中型の取り組みは、

  • 一時的には体重が落ちる
  • でも維持しづらい

という結果になりやすい傾向があります。

無理を重ねると、

  • 筋肉量の減少
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 強い疲労感や関節の違和感

が生じ、結果としてリバウンドや体調不良につながる可能性があります。

夏前に失速してしまう原因の多くは、能力不足ではなく頑張りすぎです。

向井

続けられるペースで準備してきた人ほど、結果が残りやすい
これは現場で繰り返し見られる傾向です。

夏に向けて、今の時期にやるべきことの考え方

ここまでお伝えしてきたように、夏に向けて体を変えたい人ほど、問題になるのは「夏前に急に頑張ること」です。
運動量や食事を一気に変えようとしてもうまくいかないのは、意志が弱いからではなく、それを受け止められる土台ができていないまま動き出してしまうからです。

具体的には、

  • 疲れにくく動ける体力の土台がない
  • 関節や筋肉がうまく使えない状態のまま
  • 食事を「整える」前に「減らそう」としてしまう

こうした状態で夏を意識して動き始めると、
「思ったよりきつい」「続かない」「体調を崩した」
という結果につながりやすくなります。

逆に言えば、この土台ができているかどうかで、春以降に少し負荷を上げたときや、食事を調整したときの反応は大きく変わります。

だからこそ重要なのが、夏前に慌てて頑張らなくて済むように、今の時期を準備に使うことです。

では、冬の今からどんな準備をしておくと、夏に理想の体に近づきやすいのか。
その具体的な考え方と行動を、次回の記事で整理します。

まとめ

夏に向けて痩せたいと考えている人ほど、今の時期に意識すべきなのは「今すぐ結果を出すこと」ではありません。
準備がないまま、夏前に急に頑張ろうとすることこそが、失速や体調不良につながりやすいポイントです。

今の段階でやるべきなのは、

  • 疲れにくく動ける体の土台を作る
  • 関節や筋肉を正しく使える状態に整える
  • 食事を減らす前に、崩さない習慣を身につける

といった土台づくりです。

この準備ができているかどうかで、春以降の取り組みの楽さや、夏までに感じられる変化は大きく変わります。

次回は、夏前に慌てて頑張らなくて済むように、冬の今から具体的に何をしておくと良いのかを、行動レベルまで落とし込んで解説します。

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