ダイエット

体温が低いとお腹は凹まない!?冷えと代謝の深い関係とその改善法

「食事制限も運動もしているのに、お腹だけなぜか凹まない…」
そんな方は、“体温の低下”が隠れた原因かもしれません。
体温が下がると代謝が落ち、脂肪が燃えにくい体になることが研究でも示されています。
この記事では、体温と代謝の関係をわかりやすく解説し、実践しやすい「温活」習慣や運動法をご紹介します。

体温と代謝の関係とは?

基礎代謝は体温に大きく影響される

体温が1℃下がると、基礎代謝が約12%低下すると言われています。
これは、同じ日常生活を送っていてもエネルギーの消費量が減ることを意味し、結果として脂肪が燃えにくい“代謝の悪い体”になってしまいます。

たとえば「以前と食事量が変わらないのに太りやすくなった」「運動しているのに体が引き締まらない」という方は、もしかすると“体温の低下”が影響しているかもしれません。

代謝が落ちることで、脂肪の燃焼効率も下がるため、特に「お腹まわりの脂肪が落ちない」といった状態につながる可能性もあります。

冷え体質のサインと特徴

以下のような傾向がある方は、低体温・冷え体質の可能性が高いです。

冷えやすい人の特徴
  • 手足が冷えやすい
  • 汗をかきにくい
  • 平熱が36.0℃以下である(低体温)
  • 朝起きた時に布団の中でも身体が冷えている
  • 冬場に重ね着をしても寒いと感じる

これらの状態は、血流の滞りや筋肉量の不足、自律神経の乱れによって起こりやすく、基礎代謝を下げ、脂肪の燃焼効率を悪くしてしまいます。
結果として「いくら頑張ってもお腹がへこまない…」という悩みに直結してしまうのです。

向井

このように、「体温の低さ」は目に見えにくいけれど確実に代謝と脂肪燃焼に影響を与える要因です。
次のセクションでは、「なぜ体温が下がるのか」について解説していきます。

なぜ体温が下がるのか?

「お腹がへこまない」「脂肪が燃えにくい」といったお悩みを抱えている方は、もしかすると“体温の低下”が関係しているかもしれません。
では、なぜ体温が下がるのでしょうか?以下に主な原因を紹介します。

筋肉量の低下

筋肉は“体内の熱産生”に大きく関わる最大の器官です。とくに太ももやお尻といった大きな筋肉が衰えると、体温を維持しにくくなります。

筋肉量が減ると、代謝も低下し、脂肪が燃えにくくなってしまいます。これは「ぽっこりお腹」や「下腹がへこまない」一因にもなり得ます。

向井

運動不足や加齢による筋力低下は、体温と代謝の両方に影響を与える重要な要素です。

冷たい飲み物・エアコンの影響

夏場でも冷たいドリンクを多く摂ったり、冷房の効いた室内で長時間過ごしたりすると、体の深部が冷えてしまいます。

とくに内臓が冷えることで消化吸収や代謝の働きが弱まり、エネルギーの消費が低下。結果として「脂肪が溜まりやすく」「お腹周りが痩せにくくなる」ことに繋がります。

向井

氷入りの飲み物が習慣化している方は注意が必要です。

私はエアコンの効いた部屋でホットコーヒーを飲むという贅沢が好きです笑

自律神経の乱れ

ストレスや睡眠不足が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。すると血流が悪くなり、体の末端まで熱が行き渡りにくくなります。

この状態では、体温が下がるだけでなく、内臓や筋肉への血流も不足し、代謝機能の低下に拍車がかかります。
つまり、「ストレスが多いとお腹がへこみにくい」のは、心と体の両面から見て理にかなっているのです。

向井

このように、体温低下には複数の要因が関係しており、それが「脂肪が燃えにくい」「お腹がへこまない」原因にもなっています。
でも安心してください。体温は日々の習慣や工夫で、少しずつ取り戻すことが可能です。

次の章では、体温を上げて代謝を高める具体的な方法をご紹介していきます。

体温を上げる3つの実践ポイント

冷えやすい体質・代謝が落ちていると感じる方におすすめの「今日からできる」体温アップ習慣を3つ紹介します。どれも特別な道具なしでできるので、ぜひ取り入れてみてください!

①大きな筋肉を使ったトレーニング

太もも・お尻・背中などの“大きな筋肉”は、熱を生み出す力が高く、体温の維持や代謝アップに非常に重要です。

🔰【ステップ1:まずは“1日スクワットを1回だけでもやる”と決める】

「1日スクワットを1回だけやる」とあらかじめ決めておくことで、習慣化のハードルがぐっと下がります。
やってみて余裕がある日は、そのまま続けてOK。
ただし、「明日もまたやろう」と思える 腹八分目 くらいで止めておくのが、継続のコツです。

なぜスクワットが良いのかとスクワットの詳しいやり方はこちらをご覧ください

「スクワットが変える7つのこと」知らなきゃ損する健康&見た目の効果とは?初心者向けにスクワットの正しい始め方を徹底解説。フォーム、回数、柔軟性、質の高め方まで無理なく安全に続けるコツを紹介します。 ...

🏁【ステップ2:少し慣れてきたら、以下を目安に】

  • おすすめの種目:スクワット・ヒップリフト(尻)・バックエクステンション(背中)
  • 目安:1日10回×2〜3セット/週3〜4回程度から

※種目は自宅でもでき、運動習慣がない方でも始めやすいものを選んでいます。

向井

記事が長くなってしまうので「ヒップリフト」「バックエクステンション」のやり方は割愛します
Youtube等で検索お願いします

🌱【続けることで実感が出る】

「体がポカポカしてきた」「汗をかきやすくなった」など、体温が上がる実感が徐々に得られるようになります。小さな変化に気づくことが、さらに継続する原動力になります。

②温活習慣の見直し

体の芯から温める習慣を積み重ねることで、体温が自然に底上げされていきます。

おすすめ温活習慣
  • 朝起きたら白湯を1杯飲む
  • 内臓がじんわり温まり、代謝のスイッチが入ります。
  • 湯船に10分以上ゆっくり浸かる
  • シャワーだけで済ませず、湯船で体を芯から温めましょう。
  • 冷たい飲み物を控える
  • 常温〜温かい飲み物に変えるだけでも効果あり。

「冷えをため込まない」ことが、代謝を落とさないポイントです。

③呼吸トレーニングで自律神経を整える

体温調整には自律神経の働きが欠かせません。とくに、リラックス神経(副交感神経)を優位にすることで、血流が良くなり体温が上がりやすくなります。

  • 方法:腹式呼吸を1日1〜2分行うだけ
    • 鼻から息を吸ってお腹をふくらませ、口からゆっくり吐いてお腹をへこませます。
    • 寝る前や朝の習慣にすると◎

呼吸が整うと、体温だけでなく「睡眠の質」や「ストレス対策」にもつながります。

まとめ

「冷えは万病のもと」と言われるように、体温の低下はダイエットにも大きな影響を及ぼします。
体が冷えると代謝が落ち、どれだけ頑張ってもお腹がへこみにくいという悪循環に。
今日からできる温活と運動を生活に取り入れて、脂肪が燃えやすい“温かい体”を手に入れていきましょう。

シリーズ完結!「お腹がへこまない理由」から抜け出すヒントは見つかりましたか?

これまで全8回にわたって、「お腹がへこまない理由」についてお伝えしてきました。
どの記事も、見逃しやすいけれど実はとても大切なポイントばかりです。
ぜひ、ご自身の体と向き合うヒントとして活用いただければ嬉しいです。

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