「卵って、体にいいの?悪いの?」「コレステロールが気になる…」そんな疑問、きっと一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
実は、卵は“タンパク質の塊”というだけでなく、健康や美容にとっても非常に優れた栄養食材なんです。しかも、正しい知識と食べ方を身につければ、毎日の食事で手軽にそのメリットを享受できます。
この記事では、運動初心者から中高年の女性まで幅広いお客様と接してきた私たちトレーナーが、日々の現場で実感している「卵の底力」と「取り入れ方のコツ」をお伝えします。
卵は“完全栄養食品”と呼ばれる理由
卵1個(Mサイズ・約60g)には、約6.5gの良質なタンパク質が含まれています。これは私たちの筋肉、皮膚、髪、さらには免疫機能を支える材料として非常に重要です。
でも、卵の魅力はそれだけにとどまりません。
特に注目したいのは、黄身の“脂溶性ビタミン”。これらは油と一緒に摂ることで吸収率が高まる性質があるため、脂質を自然に含む卵はまさに理想的な形で栄養を届けてくれるのです。
サプリで補うよりも、食事という自然な形で摂る方が体への吸収効率が良いという実感は、お客様の体調や肌状態の変化を見ていても感じます。
「卵はコレステロール値を上げる」という話を、まだ信じていませんか?実はこの情報、古い研究に基づいたもので、現在では見直されています。
卵=コレステロールが高い、はもう古い話

今の栄養学では、卵を適度に摂取することが健康に悪影響を与えるどころか、むしろ善玉コレステロール(HDL)を増やす方向に働く可能性があると分かってきています。
卵の摂取が心配な方には、「全体の食事のバランス」が重要だということをお伝えしています。卵だけを悪者にせず、日々の食べ合わせや生活習慣を一緒に見直していくことが、私たちが指導の現場で最も大切にしていることです。
卵は1日何個までOK?トレーナーの答えは…
答えはシンプルです。健康な方であれば、1日1〜2個が目安。問題ありません。
実際、アメリカの公的機関でも1日1個程度の卵を食べても、心臓病などのリスクが増えることはないと明言しています。
ジムに通われているお客様の中でも、朝食や間食に卵を取り入れた方からは「お腹の持ちが良くなった」「体力がついた気がする」という声が多く、卵の持つ栄養パワーを実感されています。
ただし、注意したいのは卵そのものではなく「一緒に食べるもの」や「調理方法」です。
例えば:
反対に、
こうした組み合わせにすると、卵の力がより活きてきます。少しの工夫で、卵が“太る食べ物”ではなく“支えてくれる食べ物”に変わるんです。
もちろん、体の大きさや何を目指しているかによっても適量は変わってきます。
「なかやまきんに君」さんは1日2~5個だそうですが、彼の運動量や体のサイズを考えれば問題ないでしょう笑
卵の食べ過ぎの何が問題かというと、食べ過ぎるとさすがに脂質過多になりやすいことです。とはいえ、それは卵以外の食品にも当てはまることです。
「これを食べると良いよ!」というのを「食べれば食べるほど良い」と解釈しないように気を付けていきたいですね。
トレーナーがすすめる「卵の食べ方3選」

私たちが実際にお客様へご提案して好評だった“卵のある生活”をご紹介します。
① 忙しい朝に:
ゆで卵+おにぎり+味噌汁。 これだけでタンパク質・炭水化物・発酵食品が揃い、満足感も高いです。
② 小腹がすいたときに:
お菓子の代わりにゆで卵+ナッツ。 コンビニでも手軽に買えるので、習慣にしやすいですね。
③ 運動の後に:
筋トレ後30分以内に卵(+豆乳や味噌汁など)を摂ると、回復がスムーズに。
「黄身が気になるから白身だけにしてます…」という方も多いですが、黄身にはビタミンや脂質が豊富に含まれているので、むしろ一緒に摂った方が全体の栄養バランスが整います。
今日からできる“小さな卵習慣”をあなたに
卵は、手頃な価格で買えて、調理も簡単で、栄養たっぷり。体に良いとわかっていても、忙しい日々の中でついおろそかになりがちな“健康習慣”を支えてくれる心強い味方です。
まずは明日の朝食に、ゆで卵を1つ。 それがあなたの健康づくりの第一歩になるかもしれません。
そして、「最近体力が落ちた気がする」「自分の食事がこれでいいのか不安…」と感じた方へ。
私たちトレーナーは、身体の動かし方だけでなく、日々の暮らし方まで一緒に考えていきます。 → 初回体験はこちら
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