「最近、なんだか疲れやすい」
「運動を始めたのに、前より楽になった感じがしない」
そんな感覚、ありませんか。
体力が落ちたと感じると、多くの人は
「運動が足りないのかな」
「もっと頑張らないとダメかな」
と考えます。
でも、パーソナルの現場で実際に多いのは、
体力を“つける前に、日常で削ってしまっている”ケースです。
この記事では、
「ちゃんとやっているのに変わらない」状態から抜け出すために、
運動や食事よりも先に、一度立ち止まって見てほしい視点をお伝えします。
体力は「つける前に削られている」ことが多い
体力というと、
筋力や心肺機能、持久力をイメージしがちです。
もちろんそれも大切ですが、
実際の体力は
回復と消耗のバランスで成り立っています。
どれだけ良い運動をしても、
日常での消耗がそれ以上に大きければ、
体は「プラス」になりません。
頑張っているのに変わらない人ほど、
この構造に気づかないまま、
「足し算」だけを続けてしまいます。
では、具体的にどんな日常の中で、私たちは体力を削ってしまっているのでしょうか。
よくある「体力を削る日常行動」
ここで挙げるのは、
「意識が低い人がやっていること」ではありません。
むしろ、真面目で責任感の強い人ほど無意識に続けている行動です。
読みながら、
「自分に当てはまるかどうか」だけを確認してみてください。
常に力が入ったまま過ごしている
朝から晩まで、
肩や首に力が入った状態が“普通”になっていませんか。
仕事中に画面を見ているとき
家事をしているとき
人と話しているとき
気づくと歯を食いしばっていたり、
肩がすっと上がったままになっていたりします。
この状態が続くと、
体は常に「踏ん張っている」モードになります。
一見、動いていなくても、
エネルギーは静かに消耗し続けています。
- 深呼吸しようとしても、息が胸までしか入らない
- 夜になっても肩や首が重い
- 何もしていないのに、どっと疲れる
「休んでいるつもり」で回復できていない
疲れたとき、
ソファに座ってスマホを見たり、
テレビを眺めたりしていませんか。
頭は一息ついているつもりでも、
体は前かがみの姿勢のまま。
首や目、背中は緊張を続けています。
結果として、
「休んだはずなのに疲れが残る」
という状態が起こります。
- 休憩後も、立ち上がると体が重い
- 寝ても疲れが抜けた感じがしない
- 休日なのに、なぜかだるい
我慢が当たり前になっている生活リズム
「このくらい普通」
「みんなやっているから」
そう思って続けている生活の中に、
体力を削る原因が隠れていることがあります。
睡眠時間が足りていない
休むタイミングを後回しにしている
体の違和感にフタをしている
一つひとつは小さくても、
積み重なると回復が追いつかなくなります。
- 以前より疲れやすいのに、理由がわからない
- 何かをする前から「疲れそう」と感じる
- 休むことに罪悪感がある
ここまで読んで、
「これ、全部やっているわけじゃないけど…」
そう感じた人もいるかもしれません。
大切なのは、
どれか一つでも無意識に続いていないかを知ることです。
次の章では、
なぜこうした状態が残ったままだと、
運動や食事を頑張っても追いつかなくなるのかを整理していきます。
なぜ運動や食事だけでは追いつかないのか
ここまでで見てきた
- 常に力が入ったまま過ごしている
- 休んでいるつもりで回復できていない
- 我慢が当たり前になっている生活リズム
これらに共通しているのは、
体が「回復に向かう時間をほとんど持てていない」ことです。
力が抜けない体は、回復する準備に入れない
常に肩や首に力が入っている状態では、
体は無意識に「踏ん張り続けている」モードになります。
この状態で運動を足すと、
本来は体力を高めるはずの刺激が、
「さらに消耗を重ねる刺激」になってしまうことがあります。
頑張っているのに楽にならない、
運動後にスッキリ感が少ない、
そうした違和感が出やすいのはこのためです。
休めていない体は、食事を回復に使えない
食事は、
食べれば自動的に回復につながるものではありません。
体が緊張したまま、
休息モードに切り替わっていない状態では、
栄養は「立て直し」よりも
その場をやり過ごすために使われやすくなります。
結果として、
気をつけて食べているのに疲れが抜けない、
体力が戻った実感がない、
という状態が続きます。
我慢が続くと、回復より「耐える力」が優先される
無理が当たり前になった生活では、
体は「回復する」よりも
「耐える」ことを優先するようになります。
この状態では、
運動も食事も
本来の効果を発揮しにくくなります。
真面目な人ほど、
「もっとやらなきゃ」と足し算を選びがちですが、
実際には引き算が必要なタイミングであることも少なくありません。
ここで大切なのは、
運動や食事が間違っている、という話ではないことです。
体力を削る状態が残ったままでは、
どんな正しいことも“追いつかなくなる”。
この前提を一度整理できるかどうかで、
これからの取り組みの手応えは大きく変わります。
では、どう向き合えばいいのか
ここまで読んで、
少し胸がざわっとした人もいるかもしれません。
「当てはまる気がする」
「思い当たることが多い」
そう感じたなら、それはおかしな反応ではありません。
むしろ、ちゃんと自分の体を見ようとしている証拠です。
いきなり変えなくていいし、正解を出さなくていい
まず伝えたいのは、
ここで何かを決断したり、
すぐに行動を変えたりする必要はない、ということです。
- 力を抜こうと意識する
- 休み方を変えようとする
- 生活を見直そうとする
どれも「正しそう」ですが、
この段階で無理にやろうとすると、
また“頑張る側”に寄ってしまいます。
今は、
「そうかもしれないな」と思えただけで十分です。
気づけたこと自体が、すでに一歩目
体力を削る行動の多くは、
悪気があってやっているものではありません。
生活を回すため
周りに迷惑をかけないため
ちゃんとやろうとしてきた結果、
そうなっていることがほとんどです。
だから、
「できていない自分」を責める必要はありません。
ここまで読んで、
「あ、これ私のことかも」
そう思えたなら、
それは体が出していたサインに
ようやく目を向けられた、というだけの話です。
体は、いきなり変えなくてもついてくる
体はとても正直ですが、
同時に、とても融通がききます。
一気に変えなくても、
全部理解できなくても、
少し立ち止まって見てもらえただけで、
反応が変わることも珍しくありません。
だから今は、
「直す」よりも
「気づいたまま、少し様子を見る」
それくらいの距離感で大丈夫です。
まとめ
体力が落ちたと感じたとき、
私たちはつい「何を足そうか」と考えがちです。
でも実際には、
体力はつける前に、日常の中で静かに削られていることが少なくありません。
- 常に力が入ったまま過ごしていないか
- 休んでいるつもりで、回復できていない時間がないか
- 我慢が当たり前になっていないか
この記事でお伝えしたのは、
「正しく頑張る方法」ではなく、
一度立ち止まって体の状態を見直す視点です。
すぐに変えなくて大丈夫です。
全部理解できなくても問題ありません。
「そうかもしれないな」と感じられたこと自体が、
これから体と向き合っていくための、十分な一歩目です。
実際に通われている方も、最初は『運動不足だと思っていました』と言われることが多いです。でも見ていくと、運動量ではなく、日常の中でうまく回復できていなかった、というケースがほとんどでした。
この記事を読んで、少し立ち止まって自分の疲れ方を振り返れたなら、それだけで今日は十分です。
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