「脂質は太るから控えたほうがいい?」
「揚げ物はやっぱりNG?」

健康やダイエットについて調べていると、こうした情報を目にする機会は少なくありません。雑誌、テレビ、SNS、検索記事など、「脂質=悪」という文脈をしばしば目にします。

実際に、

  • 油ものをできるだけ避けている
  • 調理は蒸す・茹でるを意識している
  • 外食では揚げ物を選ばない
  • ドレッシングやマヨネーズを控えている

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ところが現場で話を聞いていると、

  • 体重は思ったほど変わらない
  • むしろ疲れやすくなった
  • 食事の満足感が下がった
  • 夕方になると間食が増えた
  • 以前より集中力が続かない

といった声が、見られることがあります。

この記事では、こうした背景を踏まえながら、脂質に関してよく聞かれる10個のギモンを軸にして、

  • なぜ脂質を減らしてもうまくいかないことがあるのか
  • どこで判断を間違えやすいのか
  • 40代以降は脂質をどう考えれば振り回されにくいのか

を、順番に整理していきます。

テーマは「脂質を減らす方法」ではありません。
脂質とどう付き合えば、体が無理なくラクになりやすいかです。

① 脂質は太る原因になりますか?

結論:脂質そのものが太る原因になるとは限りません。脂質は、状況に応じて体に使われるエネルギー源の一つです。

脂質はエネルギー量が高いため、「脂質=太る」という印象を持たれやすい栄養素です。ダイエット情報でも「まず脂質を減らす」という話が多く、そうした情報に触れることで誤解が生まれやすくなっています。

実際には、脂質は主に安静時や低〜中強度の活動時に利用されやすいエネルギー源です。一方で、早歩きや階段昇降、筋トレなどの強度が高い動きでは、糖質が優先的に使われます。

脂質は体の中で、次のような役割を担っています。

  • 長時間使われるエネルギーの材料
  • 空腹感を抑え、食後の満足感を保つ働き
  • ホルモンや細胞膜の材料として使われる

つまり脂質は、「余ったらすぐ体脂肪になるもの」ではなく、生活の中で状況に応じて使われるエネルギー源の一つです。

40代以降になると、仕事や家事に追われ、食事をゆっくり取れない日が続くこともあります。その中で脂質を意識的に減らしすぎると、食事の満足感が下がり、夕方以降に間食が増えてしまうケースも見られます。

脂質を減らしすぎた人の中には、

  • 食べた気がしない
  • すぐにお腹が空く
  • 常に何か食べたい感覚が続く

と感じる人もいます。これは意志の問題ではなく、エネルギー配分がうまくいっていない状態と考えられます。

脂質が太るかどうかで判断するのではなく、食後の落ち着きや次の食事までの安定感を基準に考えると、振り回されにくくなります。

② 脂質はできるだけ減らしたほうがいいですか?

結論:脂質は「できるだけ減らす」より、「減らしすぎない」ほうが体調が安定する人もいます。

健康やダイエットの話題では、「脂質は控えたほうがいい」「少ないほうが体にいい」という表現がよく使われます。そのため、脂質は極力減らすものだと捉えられがちです。

脂質は体内で、

  • 長時間使われるエネルギー源
  • 血糖値の急な上下を抑える働き
  • ホルモンや細胞の材料

として使われています。

40代以降の女性は、仕事・家事・人付き合いなどで一日中動いていることも多く、気づかないうちにエネルギーを消耗しています。

脂質を減らしすぎた人では、

  • 夕方以降に強い疲労感が出る
  • 集中力が続かない
  • 体が冷えやすくなる

と感じることがあります。

脂質を減らすかどうかではなく、「一日を通して体調が安定しているか」を基準に量を調整することが、現実的な考え方になります。

③ 揚げ物はやはり避けたほうがいいのでしょうか?

結論:揚げ物は、条件を選べば無理に避ける必要はありません。

揚げ物は「太る」「体に悪い」という印象が強く、健康を意識するほど避ける対象になりやすい食品です。

一方で、揚げ物に含まれる脂質には、

  • エネルギー補給につながる
  • 食事の満足感を高める
  • 食べすぎを防ぐ側面がある

という役割もあります。

ただし、頻繁な大量摂取や、繰り返し使われた古い油、高温調理による酸化が進んだ油は、体への負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。

外食や総菜を利用する場面では、量や頻度を意識することで、必要以上に避けずに済みます。

「揚げ物=NG」と決めつけず、体調や食後の重さを判断基準にするほうが、長く続けやすくなります。

④ 脂質を摂ると血液がドロドロになりますか?

結論:血液の状態は脂質だけで決まるものではありません。

「脂=血液がドロドロ」という表現は分かりやすいため、不安を感じやすい情報として広まりやすい背景があります。

実際には、中性脂肪やLDLコレステロールの上昇には、

  • 飽和脂肪酸の過剰摂取
  • アルコールの摂りすぎ
  • 糖質の過剰摂取

なども関与します。

40代以降は、運動量の低下やデスクワーク、家事による同じ姿勢の継続など、生活習慣も血流に影響します。

脂質を減らしすぎた人では、体がだるく感じたり、エネルギー切れのような感覚が出ることもあります。

脂質だけを悪者にせず、食事全体と生活リズムをセットで考えることが、安心できる判断基準になります。

⑤ 脂質を控えるとコレステロールは下がりますか?

結論:脂質を減らすだけでコレステロール値が改善するとは限りません。

現在の栄養学では、食事中のコレステロール摂取量と血中コレステロール値の関連は小さいとされています。

むしろ重要とされているのは、

  • 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランス
  • 食事全体の質
  • 生活習慣(運動・睡眠・ストレス)

です。

脂質を減らしすぎた人では、食事がストレスになり、結果的に続かなくなることもあります。

数値だけに振り回されず、体調や生活のしやすさと合わせて考えることが、長期的な安定につながります。

⑥ 年齢を重ねると脂質は必要なくなりますか?

結論:年齢を重ねても脂質は体に必要です。

「若い頃より動かないから脂質は控えるべき」という考え方が、必要以上の制限につながりやすくなります。

脂質は、

  • エネルギーの持続
  • ホルモンバランスの維持
  • 体の回復を支える材料

として働いています。

40代以降は、仕事や家庭での役割が増え、体の回復に時間がかかりやすい時期です。

年齢ではなく、今の体調を基準に考えることが、無理のない判断につながります。

⑦ ダイエット中は脂質を避けたほうがいいですか?

結論:脂質を完全に避ける必要はありません。

ダイエット=脂質カットという情報が多く、それが正解だと思われやすい背景があります。

脂質は、

  • 満足感を高める
  • 食後の安定感を作る
  • 食事量のコントロールを助ける

役割を持っています。

脂質を減らしすぎると、反動で食べすぎてしまう人もいます。

体重だけでなく、続けやすさや体調の安定を判断基準にするほうが現実的です。

⑧ 良い脂質・悪い脂質はありますか?

結論:体調基準を大切にしつつ、基本的な分類も押さえておくと安心です。

栄養学的には、飽和脂肪酸は摂りすぎに注意し、不飽和脂肪酸、特にオメガ3脂肪酸は積極的に摂取したいとされています。

一方で、すべてを厳密に管理しようとすると、食事が窮屈になりがちです。

体調や食後の感覚を見ながら、無理のない範囲で意識することが、実生活では続けやすくなります。

⑨ 脂質を摂ると胃もたれしやすいのはなぜですか?

結論:脂質は消化に時間がかかり、体調の影響を受けやすいためです。

脂質はゆっくり消化されるため、疲れているときや夜遅い食事では重く感じやすくなります。

脂質を減らしすぎると、逆にエネルギー不足を感じる人もいます。

量やタイミングを調整するという視点が、無理のない判断基準になります。

⑩ 脂質とどう付き合うのが現実的ですか?

結論:体の感覚を基準に微調整するのが現実的です。

脂質は「減らす・増やす」の二択ではなく、生活や体調に合わせて調整していくものです。

食後や翌日の体調を観察することで、情報に振り回されにくくなります。

まとめ

脂質は、「避けるべきもの」でも「増やせばいいもの」でもありません。

太る・血液がドロドロになる・数値が悪化する、といった不安は、脂質そのものではなく、

  • 摂り方が極端になっている
  • 生活リズムや活動量と合っていない
  • 情報だけで判断してしまっている

ことから生じている場合も多く見られます。

40代以降は、若い頃と同じ基準で「減らす・控える」を続けるよりも、

  • 食後に落ち着いて過ごせているか
  • 夕方以降まで無理なく動けているか
  • 次の食事まで極端な空腹を感じていないか

といった体の反応を基準に考えるほうが、結果的に体が整いやすくなります。

脂質をどう減らすかではなく、どう使われているか・どう付き合うかという視点を持つことが、情報に振り回されないための土台になります。

自分に合う基準が分からなくなったときは

食事に関する情報は多く、「結局、自分には何が合っているのか分からない」と感じることも少なくありません。

当ジムでは、運動だけでなく、日常の食事や体調の変化も含めて整理しながら、無理のない整え方を一緒に考えています。

脂質や糖質を「減らすべきかどうか」で悩み続ける前に、今の体の状態を一度確認してみたい方は、体験をご利用ください。

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