最近、段差でヒヤッとしたことはありませんか。
階段を下りるとき、以前より慎重になっている自分に気づいたことはないでしょうか。
転倒というと、「高齢になってからの話」「自分にはまだ関係ない」と思われがちです。
ですが実際には、転倒はある日突然起きる事故ではなく、日常の小さな変化が積み重なった先で起きる出来事です。
この記事では、
- なぜ転倒が、寝たきりの原因として多く挙げられるのか
- 転倒後、体や生活に何が起きやすいのか
この流れを、順を追って整理します。
読み終えたとき、
「今の自分は、どこに備えておくべきか」
その判断材料が手元に残る内容を目指します。
転倒は、寝たきりにつながる“入口”になりやすい

まず知っておきたいのは、転倒は寝たきりのきっかけとして決して珍しくないという事実です。
寝たきりの原因というと、脳卒中や大きな病気を想像される方が多いかもしれません。
もちろんそれらも重要な要因ですが、転倒や転落が最初のきっかけになるケースも多くあります。
転倒が厄介なのは、
特別なことをしていなくても起きる点です。
誰の生活の中にもある場面だからこそ、
「まさか自分が」と思っている人ほど、備えが後回しになりがちです。
転倒 → 骨折 → 日常生活動作低下

では、転倒がなぜ寝たきりにつながりやすいのでしょうか。
多くの場合、その間には
「骨折」という出来事が挟まります。
転倒
→ 骨折
→ 痛みや安静期間
→ 動かない時間が増える
→ 筋力・体力が落ちる
→ 日常生活動作(ADL)が低下する
この流れは、決して珍しいものではありません。
一度落ちた体力は、
「骨がくっついた」「痛みが引いた」だけでは、すぐに元通りになるとは限りません。
安静期間が続くと、筋力や持久力、バランス能力は想像以上に低下します。
しかもこれらは、日常生活の中で自然に戻るものではありません。
治療が終わったあとも、
こうした状態が続くと、無意識のうちに外出や活動を控えるようになります。
その結果、
「体力が落ちたから動かない」
→「動かないから、さらに体力が落ちる」
という循環に入りやすくなり、生活の幅が少しずつ狭くなっていきます。
ここまでが、「転倒からの骨折後あるある」です
骨折しなければ安心、とは言い切れない理由

では、骨折しなければ問題ないのでしょうか。
ここで、もう一段階だけ視点を進めます。
実際の現場では、骨折をしなかった場合でも、
といった変化が起きることがあります。
すると、
活動量が減る
→ 体力が落ちる
→ バランスや反応がさらに低下する
という循環に入りやすくなります。
つまり、
骨折がなくても、転倒をきっかけにADLが下がっていくケースはある
ということです。
転倒の前に、体はサインを出している
ここまで読んで、
「では、転倒に備えるとしたら、
いったい何を見ておけばいいのだろう」
と感じた方もいるかもしれません。
実は、転倒の前には、
体がすでに小さな変化を出していることがあります。
- つまずきやすくなった
- とっさに足が出にくい
- 夕方になると足元が不安定
- 無意識に危なそうな動きを避けている
これらは年齢そのものというより、
体力・バランス・動きの質の変化として現れることが多いです。
この段階で気づけるかどうかが、その後を分けます。
「年齢のせい」にしすぎると、対処が遅れる
転倒や体の変化をすべて
「年齢のせいだから仕方ない」
としてしまうと、対処が後手に回ります。
年齢はきっかけにはなりますが、直接の原因ではありません。
- 筋力
- バランス
- 体の使い方
- 動きへの自信
これらは、年齢に関係なく整えていくことが可能です。
実際、当ジムに通われている方の中にも
といった変化を感じている方が多くいらっしゃいます。
まとめ|まずは「流れ」を知ることが予防になる
転倒は、
突然起きる事故ではありません。
多くの場合、
転倒
→ 骨折
→ ADL低下
という流れがあり、
骨折がなくても生活が変わってしまうケースもあります。
そして何より、
その前に体はサインを出しています。
この「流れ」を知っておくことで、
転倒を「起きてから対処するもの」ではなく、
「起きる前に備えられるもの」として捉え直すことができます。
次回は、
- なぜ運動が転倒予防につながるのか
- もし転んだとしても、致命的になりにくい体とは何か
この点を、具体的にお話しします。
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