糖質に関するギモン10選|減らす前に知っておきたい「体がラクになる」考え方
「糖質は控えたほうがいい?」
「夜はご飯を抜くのが正解?」
健康やダイエットについて調べていると、こうした情報を目にする機会は少なくありません。雑誌、テレビ、SNS、検索記事など、どこを見ても「糖質=悪」という文脈が目に入ってきます。
実際に、
- ご飯を減らしてみた
- 夜は主食を抜くようにした
- 甘いものを我慢している
という方も多いはずです。
ところが現場で話を聞いていると、
- 体重は思ったほど変わらない
- むしろ疲れやすくなった
- 甘いものが前より欲しくなった
- 夕方になると集中力が切れる
- 以前より動くのが億劫になった
といった声が、見られることがあります。
この記事では、こうした背景を踏まえながら、糖質に関してよく聞かれる10個のギモンを軸にして、
- なぜうまくいかないのか
- どこで判断を間違えやすいのか
- 40代以降は何を基準に考えればいいのか
を、順番に整理していきます。
テーマは「糖質を減らす方法」ではありません。
糖質とどう付き合えば、体が無理なく整いやすいかです。
① 糖質って、そもそも何?

糖質の話になると、多くの方が「太るもの」「減らす対象」というイメージだけで捉えてしまいがちです。
結論:糖質は、体と脳を動かすための主要なエネルギー源の一つです。
糖質は炭水化物の一部で、体内では主に
- 脳を働かせるためのエネルギー
- 筋肉を動かす燃料
- 日常動作を支える基礎エネルギー
として使われています。
特に脳は、エネルギー源として糖質への依存度が高く、不足すると集中力や判断力に影響が出ることがあります。
ここで大切なのは、「糖質=体脂肪になるもの」ではなく、使われる前提のエネルギーだという点です。
一部の人では、糖質が不足した状態が続くことで、
- だるさ
- 集中力の低下
- 回復の遅れ
- 頭がぼーっとする感じ
を感じる人もいます。
これは「気合が足りない」わけではなく、体のエネルギー配分がうまくいっていないサインの一つと考えられます。
② 糖質=太る、は本当?

「糖質を食べると太る」この考え方は、かなり強く刷り込まれています。
結論:糖質そのものが、直接体脂肪を増やすわけではありません。
体脂肪として蓄えられやすくなるのは、
- 糖質と脂質を同時に多く摂ったとき
- 摂取量に対して活動量が少ないとき
- 余ったエネルギーが使われなかったとき
といった条件が重なった場合です。
例えば、
- 動かない日に甘いお菓子+コーヒー
- 夜遅くの揚げ物+ご飯
- 疲れているときの「ご褒美スイーツ」
こうした場面では、糖質が「悪者」に見えやすくなります。
しかし本質は、糖質が悪いのではなく、使われない状況が続いていることにあります。
糖質だけを極端に減らしてしまうと、本来調整すべき
- 間食
- 食事内容の偏り
- 生活リズム
といった部分が、そのまま残ってしまうことも少なくありません。
③ 夜に糖質を摂ると太る?

「夜は糖質を摂らないほうがいい」これは多くの方が一度は聞いたことがあるはずです。
結論:夜に糖質を摂る=必ず太る、ではありません。
問題になりやすいのは、
- 夜遅い時間帯
- 脂質が多い内容
- 食後すぐに横になる
- 活動量がほぼゼロ
といった条件が重なった場合です。
一方で、健康な方が
- 就寝の2〜3時間前までに
- 少量の糖質を
- たんぱく質や野菜と一緒に
摂る程度であれば、必ず体脂肪につながるとは限りません。
むしろ、夜に糖質を極端に抜くことで
- 寝つきが悪くなる
- 夜中に目が覚める
- 翌朝だるさが残る
と感じる人もいます。
「夜だからダメ」と決めつけるより、時間・量・組み合わせを冷静に見る視点が大切です。
④ ご飯とパン、どっちが太りにくい?

この質問は非常によく出ますが、単純な正解はありません。
結論:太りにくさを分けるのは、食べ物そのものより「その後」です。
あくまで傾向ですが、
- ご飯:噛む回数が増えやすく、腹持ちが安定しやすい
- パン:脂質が多くなりやすく、気を付けないとカロリーオーバーになりやすい
という違いがあります。
重要なのは、食後に
- すぐお腹が空くか
- 間食が増えるか
- 満足感が続くか
です。
同じカロリーでも「その後の行動」が変われば、結果は大きく変わります。
⑤ 糖質を減らすと、なぜ疲れやすくなる?

糖質制限を始めて「痩せるどころか疲れた」と感じるケースは、見られることがあります。
結論:人によっては、エネルギー不足を感じやすくなる場合があります。
40代以降は、
- 回復力の低下
- 睡眠の質の変化
- ホルモンバランスの影響
が重なりやすくなります。
この状態で糖質を大きく減らすと、体が「なるべくエネルギーを使わない方向」に傾くことがあります。
結果として、
- 朝から体が重い
- 動き出すまで時間がかかる
- 疲れが抜けにくい
と感じる人もいます。
ただし、体質や持病、生活習慣によっては当てはまらない場合もあります。
⑥ 甘いものがやめられないのは意志の問題?

「自分は意志が弱い」そう感じている方は少なくありません。
結論:意志だけでなく、体や生活環境の影響も大きいです。
甘いものが欲しくなる背景には、
- 糖質やエネルギー不足
- 睡眠不足
- 強いストレス
が関係していることがあります。
さらに、
- 生活リズムの乱れ
- 嗜好のクセ
- 仕事や家庭の環境
といった要因が重なる場合もあります。
我慢だけで抑え込もうとすると、反動で強く欲しくなることもあります。
「我慢できない自分が悪い」ではなく、なぜ欲しくなっているかを整理するという視点を持つ方が、結果的に楽になります。
⑦ 果物の糖質は太る?

果物を完全に避けている方もいますが、ここも誤解が多いポイントです。
結論:果物の糖質そのものが原因で太ることは、ほとんどありません。
果物には糖質だけでなく、
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
といった栄養素も含まれており、日常の食事に取り入れている方も多い食品です。
健康な方が朝や昼の時間帯に1種類を適量摂る程度であれば、体脂肪が増える原因になるとは限らず、過度に怖がる必要はありません。
なお、果物ジュースやドライフルーツは、生の果物に比べて糖質を一度に摂りやすいため、量や頻度には注意が必要です。
⑧ 運動していない日は糖質を抜くべき?

「動いていないからゼロ」と考えがちですが、
結論:完全に抜くより、調整する方が現実的です。
完全に抜くと、
- 翌日のだるさ
- 集中力低下
- 間食欲求
につながる場合もあり、その傾向を感じる方もいます。
運動していない日は、
- 量を少なめ
- 消化の重くない形
にするだけで、体調が安定するケースも多くあります。
⑨ ダイエット中、糖質は1日どれくらい必要?
数字を知りたくなる気持ちは自然です。
結論:目安はありますが、生活パターンで調整する視点が重要です。
一般的な目安としては、1日のエネルギーの50〜65%を炭水化物から摂ることが推奨されていますが、実際の適量は活動量や体格によって変わります。
ただし、
- 活動量
- 体格
- 年齢
- 生活リズム
によって適量は変わります。
数字に縛られるより、体調や動きやすさを基準に調整する方が、長く続きます。

年齢・目標体重別カロリー、タンパク質、脂質、糖質摂取目安はこちらの記事をご覧ください。
【保存版】年齢・目標体重別カロリー、タンパク質、脂質、糖質摂取目安とアドバイス|【運動が苦手な方へ】パーソナルトレーナー向井の「無理なく美ボディ」
⑩ 40代以降の女性が意識したい糖質の摂り方まとめ
最後に、整理します。
意識したいのは次の3点です。
- 減らす前に「足りているか」を確認
- 動く時間帯に合わせて摂る
- 完璧を狙わず、調整する
糖質は敵ではありません。
使い方次第で、体を支えてくれる存在です。
まとめ|糖質を減らす前に考えてほしいこと
糖質を控えてもうまくいかない場合、問題は糖質そのものではなく、体の状態や生活全体のバランスにあることも多くあります。
「減らす」より先に、今の自分の体がどう反応しているかを整理すること。
それが、遠回りのようで一番現実的な選択になることもあります。
体験のご案内|「自分の場合はどうか」を一度整理してみませんか
この記事では、糖質を「減らすか・減らさないか」ではなく、どう付き合えば体が無理なく整いやすいかという視点で整理してきました。
ただ、実際には
- 今の食事量が多いのか少ないのか
- 疲れやすさや間食欲求が、糖質と関係していそうか
- 自分の生活リズムだと、どのタイミングが合いそうか
こうした点は、情報を読んだだけでは判断しにくい部分でもあります。
当ジムの体験では、
- 現在の食事内容や生活リズムの整理
- 「減らすべきか/整えるべきか」の方向性確認
- 無理なく続けられそうな考え方の共有
といった点を中心に、「何を変えるか」よりも「何を見直せばよさそうか」を一緒に整理しています。
糖質の扱いで迷っている方や、頑張っているのに手応えが出にくい方は、
一度体験で今の状態を整理してみてください。
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